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最近は自作オーディオにはまっています。 当初「制作側としての視点から見たオーディオに対しての意見やノウハウなどを書いていこう!」とか意気込んでたのですけど、分不相応というか、口下手が災いしてまも…

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R5
KEF
R5
40万円/ペア(税抜)
発売:2019年3月下旬
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コスパ最強、欠点が非常に少ないスピーカー

最近のオーディオは値上げばかり…。本当にそうでしょうか。実は価格はさほど上がっていないのに、性能はとんでもなく進化しているスピーカがあります。頑張れば誰でも買える価格帯にそんなスピーカがあったらどうでしょうか?

KEF Rシリーズはそのようなスピーカです。値上げしたハイエンドは買えないけれど、ハイエンドクオリティは買えます。ほとんどの古典的ハイエンドスピーカを駆逐できる実力を秘めているのがこのシリーズです。

ただ、ほとんどの人はこのように言われても信じることが出来ないでしょう。しかしそれを裏付けるデータがあるとしたらどうでしょうか?

R3は最新の測定指標でもかなりの高スコアを叩き出しています。
https://www.audiosciencereview.com/forum/index.php?threads/kef-r3-bookshelf-speaker-review-erins-audio-corner.21349/

こちらはR11の測定ですが歪み率の点でも殆どのスピーカより優秀です。
https://www.soundstagenetwork.com/index.php?option=com_content&view=article&id=16&Itemid=140

このように、周波数特性、歪率、軸外特性、減衰特性、これらのほとんどの測定指標でバランスよく高い性能を出しているスピーカ、それがKEFのRシリーズです。価格は安いですけど客観的な実力はかなりのもの、ということです。

KEFが安値で良いSPを販売できる理由は、

・特性とシミュレーションを重視していること
・細かい問題解決のための知恵を絞る努力をしていること
・問題解決は物量や希少材料に頼るのを避けていること
・現実的な物量とコストで効率的に問題を解決するかを考えていること

これらが理由です。何が変わったのかよくわからないモデルチェンジで毎回何割も価格を値上げするメーカーとは違います。コストを上げずに品質を上げる努力をし、その技術背景とその中身も公開されています。

https://us.kef.com/pub/media/documents/rseries/rseries2018-white-paper.pdf

ということで値段はもはや関係ないです。良いものは良いのです。以下、KEFの現行ラインナップの比較結果をまとめておきます。

■高域

BladeとReferenceのUni-Q(同軸ミッドツイータ)が11世代でRとLS50metaが12世代。この違いが結構あります。11世代は少し金属的な響きで美音系の音がします。リファレンスとBladeでは微妙に違うのですが、12世代と比較すると共通の癖があります。12世代になるともはや普通のツイータと変わらない音です。粒子が細かく見通しを遮らない質感に。11世代はやや粒子が荒くどこまでも見通せる感じではありません。

12世代なのはLS50 metaとRシリーズですから、ラインナップでも安いグループのほうが新世代ユニットなので高域が良いのは面白いです。KEFというメーカーは価格が絶対的ヒエラルキーではないようです。価格は関係なく最新世代では改良されているということです。これは個人的にとても好感を持ちました。

■中域

LS50metaとR一桁の格差が大きいです。LS50はやっぱりこの帯域に無理があってRになると中域に関しては一気に良くなります。これは上記の事前予想通りです。LS50のmeta技術は中域のクリアさにも有効なはずですが、metaなしのR比でも余裕やクリアさが全然違います(当然Rが良い)。高域が同等ですからトータル性能ではもはやRの圧勝です。

ちなみにReferenceの中域はRより少し良い位で大差ない印象でした。Referenceの本領は低域にあります。

■低域

ここではRとReferenceの違いが大きいです。R5とR11は上位比だと少しの違いにとどまります。低域はReferenceが圧勝ですね。ただしそれでも現代ハイエンドみたいな沈み込みとクリアさを両立するような凄みのある低域ではなくて、少し優しい感じです。絶対的なレンジやスケール感は現代ハイエンド慣れしてるともう少し欲しいと思うはずですが、部屋への要求も半端なくなっていきます。少なくともこの領域の性能を求める人が満足するには、最低Reference以上のSPを買える財力が必要でしょう。

■Blade

Bladeは別枠です。Referenceより柔らかい音で聞きやすいです。11世代ツイータの音は完全に同一ではなくBladeのほうがやや優しい音。Referenceのほうがくっきりしています。全体的に見ると中域よりのバランスで、低域は実体感が薄かったです。

ということで全体的にBlade比だとReferenceはキレと芯がある。高域の個性と合わせてややエッジが効いた音。逆にBladeはネーミングや見た目の印象と違い音は全体的に丸めという印象でした。

■KEFまとめ

トータル性能はたしかにReferenceでしょう。しかし価格差ほどの絶対優位性はないです。コスパはRが突出して優秀だと思います。Bladeは高価ですが音のハイエンドじゃなくて別枠です。インテリアデザインとか、そういう要素も入りそうです。

KEFは研究を主体にしたメーカーなのか、価格とラインの厳密なヒエラルキーを構成していません。新しい製品は確実に良くなっており新型のコスパは大幅に向上しています。

残念ながらというか価格相応にQ三桁モデルは価格とともに高域の質感が一気に落ち、低域も曖昧に。個人的にこのラインはちょっと厳しい印象です。

■Rシリーズまとめ

価格破壊は現行のR一桁シリーズまででした。先代Rより価格は大きく上昇しましたが、正直コスパはむしろ向上してる可能性もあります。それくらいRの印象は良かったです。

現行のR世代は価格度外視で評価しても「良い」と思いました。定位感、音の自然さ、固すぎない音を求める方は特に合いそうです。もちろん同軸設計に伴う高域の独特の響きは0になっていませんが、この価格帯のSPだと癖のある高域を出すSPはよくあるので、普通のツイータ並といえます。こうなると基礎特性につながる同軸の優位性が際立ちます。

低域は決して現代ハイエンド性能とは言えないし、高域もウルトラスムーズな質感じゃないです。でもこれらを求めるとシステム予算も非現実的になる世界なので、このSPを選ぶ人には合いません。ですが100%高額になるしかない究極的要素以外の部分、総合的バランス、総合得点はハイエンド的領域です。

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【SPEC】●構成:3ウェイ・4スピーカー/バスレフ型 ●スピーカーユニット:Uni-Q(25mmトゥイーター/125mmミッドレンジ)、165mmウーファー×2 ●クロスオーバー:400Hz、2.9kHz ●周波数帯域(±3dB):58Hz - 28kHz ●感度:87dB ●外形寸法:175W×1,025H×343.5Dmm(フット除く) ●質量:27.3kg