いなまる
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ポリシーに共感できるオーディオ機器、車、カメラと暮らしたいです。

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生活空間でのオーディオ
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持ち家(マンション) / リビング兼用 / その他 / ~8畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
日常生活との兼ね合い、家族との折り合いに四苦八苦です。 30年以上前、 SONY TA-1150(プリメインアンプ) PIONEER PL-1200A(ADプレーヤー) SANSUI…
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レビュー/コメント

TL51X
C.E.C.
TL51X
¥105,000(税込)
発売:2003年
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特別な思い入れ

トランスポート部門というマイナー市場のランキングがあったら、売上「台数」ではトップに躍り出るであろう、超有名機種。

こちらの掲示板でも、現在、過去を問わず多くの保有者、使用者がいらっしゃるにもかかわらず、レビューが1件も上がらない稀有な機種(笑)。

ディスコンではありますが、栄えあるレビュー第一号をアップ・・・と言いたいところですが、自宅で他機種と比較したこともない私がそんなこともできませんので、この機種、というかCECへの思い入れなどを一筆。


1.出会い

CECを初めて知ったのは、10年以上前、大阪超有名ショップの紹介記事からでした。

20世紀中は、LDコンパチ機は持っていたものの、そのCDの音に感心せず、レコードオンリーの状況でしたが、記事を読んで、このメーカーなら使えるのでは?と、当時、神田にあったCECの試聴室に出かけたのでした。

お相手いただいたのは、現社長(当時はナントカ部長だったはず・・・)で、ベルトドライブプレイヤー(TL51Zだったと思う)を聴かせていただきましたが、その絹のような滑らかな肌触りの音楽に、一瞬で耳を奪われてしまいました。

しかしながら、当時オーディオ機器1台に10何万も出すことは清水の舞台から飛び降りるに等しく、いっしょに聴かせていただいて、これで十分でしょ、と思ったCH7700という5連奏プレイヤーをすぐ後に購入したのでした。


2.信頼

CECの「聴ける」CDの音に満足した私は、いい音楽を聴かせようと、実家の父母に同社の安いミニコンポをプレゼントしました。

ところが、音自体は当時のCECらしく「優し、くっきり、清楚」の音なのですが、アンプの残留ノイズが酷く、まともに聴いていられない。

この点をCECにダメ元で連絡したところ、何と「改造してみるから送ってくれ」との回答。安物ミニコンポは見違えるような音になって戻ってきました。

昔はこんなこともしてくれたのですね。というか、単なるクレーマーだったかも・・・


3.流転

その後、仕事の関係で埼玉の片田舎にあった中央電機本社を訪れる機会があり、それまで中央電機とCECが同じ会社と思い込んでいた私は勇んで出かけたのですが、すでに中央電機自体はオーディオから撤退しており、心ある有志で独立したのが今のCECになっていることを教えてもらいました。

このとき中央電機は、三洋の子会社として、オーディオとは縁もゆかりもない自動販売機メーカーとなっていましたが、もはや主のいない大きな開発用試聴室には、TL0やドイツで特注したという巨大なホーンスピーカー(アヴァンギャルド製?)がいまだスタンバっており、オーディオ部門で現社長といっしょに働いていたというご案内の方と、目的の仕事そっちのけで、小一時間素晴らしい音楽を堪能させていただきました。

その後、中央電機の唯一残った業務も富士電機に譲渡され、親会社だった三洋もパナに吸収され・・・。


私が、1号機の5連奏故障、修理不能判明後、他メーカーをまともに検討することもなく同社のベルトドライブを購入したのは、神田と埼玉で聴いた印象もさることながら、それ以上に、母体となった中央電機が経済の荒波に翻弄されていった歴史に想いを馳せるとともに、たくましく生き残ったCECを何とか応援したいからであります。


※以上、古い話で記憶違いが多々あるかもしれませんが、ご容赦ください。


TL51X帰還(2012.6.17追記)

2012年3月の頭から、事実上の長期里帰り状態だったTL51Xがやっと復帰しました。

液晶ディスプレイとピックアップの修理から戻ったのが3月の末。
ところが、再生途中の特定時間帯だけ、回転系からと思われるノイズと振動が発生する。

なかなか原因が特定できず、販売店も交えて頭を悩ませましたが、6月中旬、遂に解決しました。
最初の修理時に、スピンドル周りのメンテも行われたのですが、グリスアップ等によって摩擦が大幅に低減したスピンドルに対して、結果的にモーターの力が過大になってしまったようです。

「修理」としては、モーターのゲインを大幅に下げたとのこと。

さてその音は・・・・・・・
久しぶりのベルトドライブで気持ちが舞い上がっているせいか、音の舞い上がり方も尋常でない気がします(笑)。

ベルトドライブの本質は、小トルクモーター・伸び縮みするゴムベルト・重いスタビライザーの組み合わせによって、モーターの影響(力と振動とサーボ)を極力排した「慣性」ドライブ。
ということは、モーターゲインを大きく落としたこのTL51X、究極のベルトドライブとなったかも(笑)。

今回も、CECさんには大変お世話になってしまいました。
自分の中でのCEC神話が、また一つ増えました。


CDトランスポートとして気になること(2013.4.29追記)

他に代えがたい音質を持ったTL51Xですが、どうしても気になることが一点あります。
CD再生時の最初の10分間ほど、立体感が薄く、平面的に聴こえるのです。パッと聴きには「何となく」という印象ですが、ボーカルの高さに注意するとよく判ります。
最初の1~2曲のボーカル位置がやや低く、その後は高くなります。高回転時のディスク制動が今一つなのではないかと思っています。(フォックのディスクスタビライザーを貼り付けると解決します)
高さがそもそもあまり出ないその他のトランスポートでは気が付かない点だと思いますので、無い物ねだりではありますが。

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  1. byKurashiki at2011-09-10 13:30

    いなまるさん、はじめまして!

    思い出を重ねながらの愛着の思い浮かぶ文章をありがとうございます。
    この機種、大好きで3台購入しました。(笑)
    今は後継のTL3Nがメインですが、作りはTL51Xの方が良かったような
    後期型でディスプレイが他機種と共用され青字になってしまいましたが
    今のTL3Nと同じ初期型の淡水色の文字の方が好きです。
    この先のメンテナンスも問題なさそうで、暫く使っていけそうです。
    CECさんのベルトドライブはこの先も続けてほしいですね。

  2. byいなまる at2011-09-10 13:59

    Kurashikiさん こんにちは

    KurashikiさんのTL3Nのその後を注目してますよ~
    何といってもリプレイス候補の筆頭ですから。

    >この機種、大好きで3台購入しました。

    凄っ!
    CECがこれまでやってこれたのもKurashikiさんのようなコアユーザーがいらっしゃってこそですね!

    >CECさんのベルトドライブはこの先も続けてほしいですね。

    私にとってCD再生のきっかけはベルトドライブの音ですから、絶対に無くさないでほしいです。

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【SPEC】●デジタル出力:同軸、光、AES/EBU、CECスーパーリンク(9pin D-Sub) ●標本化周波数:44.1kHz ●量子化ビット数:16bit ●消費電力:10W ●外形寸法435W×98H×296Dmm ●質量:9.9kg