自分が使用しているのは、末端をYラグにて加工してあるモデルです。
接続を試したスピーカーは、ALR/JORDANのEntry Si,KEFのiQ3, JBLの4305H WXです。
※4305H WXについてはまだスピーカーのエージングが済んでいないため、音の傾向は掴めていません。
SALSA導入前はオヤイデのTUNAMI NIGOを使用しており、情報量・解像度については満足していたのですが、純モニター的な鳴り方・寒色方向の音色に不満を感じ、SALSAに変更をしました。
結果、高域には艶や輝きがプラスされ、非常に好みの音となりました。
JAZZ・ロック(+メタル)・POPS・クラシックといろんなジャンルで鳴らしていますが、苦手なジャンルはないかと思います。何より聴いていて楽しい。
尚、導入当初は奥行き感はそれほどなかったのですが、エージングが進むにつれ奥行きもちゃんと表現してくれるようになり、今ではまったく不満を感じません。
中・高域の音が主体となる為、低域表現の優秀なアンプ・スピーカーと組み合わせるといい音質バランスになるんじゃないかと思います。(私の場合、アンプがPMA-1500AEですので相性抜群です。)
※逆にフラット志向のアンプなどと組み合わせると、軽い音に感じるかもしれません。
高域部には特有のカラレーションが存在してはいますが、接続機器の個性もちゃんと出してくれるケーブルですので、
「アンプ・スピーカーのキャラクターも生かしたい!」と考えている方には望みを叶えてくれます。
※使ってるアンプ・スピーカーが高域に特徴をもっている機器なのであれば、競合がおきそうですが・・・
ちなみに、まったりとした音色を好む方にはオススメできないケーブルです。(音も若干硬めですし)
スピード感やキレ、音の分解能力の高さ等から、私はこのケーブルは写実調のケーブルと判断しています。