いままでブチルゴム、fo.Q、CFRP,ハネナイト、Mg合金といろいろなターンテーブルシートを試してきたが、その経験から感じたのはGT-2000はターンテーブルシートに非常に敏感なこと。
他にSONYのTTS-8000があるがこちらはターンテーブルシートの差があまり出ない。
なぜかと考えた自分の結論はGT-2000のアームがショボイのが原因と決め付けた。
根拠はないが(笑)
以前からGT-2000のトーンアームの上下運動が気になっていた。
アームがショボイならなるべくアームが余計な動きをしないようにトレースさせることを考えていたがなかなか良いアイデアは浮かばなかった。
そんなときに登場したのがMJ-12。
これはレコード盤の反りを矯正する鉢状のテーパー角を有している。この処理は自作では絶対できない。
硬質アルマイトコーティングされた高剛性アルミニウムディスクはGT-2000によく合う。

MJ-12の使用に際しては、テーパー面にレコード盤を密着させるため、質量300g以上のレコードスタビライザーが必要らしい。
MAS-reference は250gなので昔使っていたAT-639を積み合わせて使う。
GT-2000に装着して針を落とした段階ですぐにこのターンテーブルシートの良さがわかる。
ノイズが非常に少なくなった。この効果は今まで試してきたシートのなかでは最高。
これは買ってよかった。
それではともう一台のプレーヤーに付けて試してみるがこちらはあまり変わらないというか、今まで使っていた東京防音のTHT-291のほうが良い。
難しいねー。
まあ二つ買う必要はなくなったが(笑)
GT-2000には非常に効果的です。
【SPEC】●材質:A5052アルミニウムをNCマシニング切削、アルマイト仕上げ ●外形寸法:外径294mm、最厚部5mm、最薄部(レーベル接触部)3.2mm、レーベル接触面凹み0.2mm、テーパー角1.0° ●質量:670g