ACCUPHASE
C-3850
¥1,890,000(税込)
発売:2015年6月下旬
中庸サウンド、強固な音像表現力
市井の素浪人からすると、やはり相当な価格帯のプリアンプなので、導入まで相当悩んだ。

やはり決め手はその音質と、動作安定度。
アキュフェーズのアンプはとにかく安心感を与えてくれる。これだけでも大きなアドバンテージだと思う。特に舶来アンプの故障に長年悩まされてきた者としては
これでようやく安心して余生を過ごせる(笑)
と冗談半分で真顔にため息を付いている。
気になる音質だが、いわゆるアキュフェーズサウンドで知られる人工的な美音というよりも、中庸サウンドと思う。美しいサウンドを求めるならC-2850を推したい。低域も2850の方が心地よいと思う。2850は音楽寄りだろう。
その点3850は極めてオーディオ寄りで、特に一点の曇りも感じさせない強固な音像表現力には舌を巻く。パワーアンプ並みの重量も合点が行く。
弱音再生がとにかく素晴らしい。
そしてボリュームを絞っても絞っても音が痩せない。この点は2850でも当てはまるが3850だとさらに向上する。
一音一音の音離れが際立っている。
一度音が出た後はその音が消えて行くまで、他の音に邪魔される事なく聴き続けることができる。この部分は特にピアノ曲で鳥肌モノで、どの演奏者のどのソースを聴いても、生コンサートでは不可能と思えるほど、ピアノタッチを鮮明に聞き分けることが出来る。バックハウスレベルのピアニストであっても、3850の表現力にあっては「練習不足」が明確に出てしまう、良いか悪いかは別として(笑)。
唯一の問題を無理矢理言うなら、発熱。
天板に通気が二つあるのもわかるほど、結構熱くなる。ジェラルミンケースでガチガチに堅めるジェフ辺りから「飛来電磁波対策無しなの!?!?」と冷ややかな声が聞こえて来そうだが、
当方は2850と3850を2週間自宅試聴後に、決定した。
この音質で、この価格。
海外ハイエンドと比較すれば、まさにバーゲンプライスと思うのだが。。
レス一覧
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byアコスの住人 at2017-09-22 08:03
マーサ君
お元気でしたね。 突然のaccuphaseの出現に驚いていますが、この5年の間に何が起きたのだろうか? 人間、山あり谷あり・谷あり谷あり(私)ですから・・・ あのa1の一件からのaccuphase。 きっと良い事が合ったんでしょうね ヽ(^0^)ノ
ウチは、この部屋と共に歩み始めたA60が現役ですから10年を超えました。 不思議とマーサ君とはご縁が有る様ですが、アキュの前はちょっと空白があるもののmcin(MC7300)を長らく使っていました。 最後は経年劣化と思われる症状に悩まされながらも使用し続けていました。 それも症状を承知した上で引き取る(買う)と言う方が現れたので先の事も考えずに即ドナドナしました。 それで新築の期間もアリーの空白が生れました。
ただし悩みはしたモノの、試聴は無い状態でA60は導入して仕舞いました。 まぁー当時の評価も高かった事もありますが、「いつかはA級!!いつかはaccuphase!!」でダイブ!ダイブ!!ダイブ!!!ですね(笑) 1台では物足りなさを感じ、即二台目が到着。 バイアンプやバイワイヤ、色々と試しましたが私にはBLTが合う様です \(^o^)/
試聴ではaccuphaseのプリ(2810だったかな?)を招いた事もありましたが、懐事情も合ったりで(笑)今の組み合わせに至っています。 殺し合ってルか、なだめ合ってるか、もしくは相乗効果が生まれてルかは分かりませんが、私的には満足しています。 一時期、使用していたVX700も抜群の安定感でしたしネ(*゚-゚)
所有製品には見慣れないモデルも載ってますね (^-^)/ その辺の経緯も気になるし、今はどんな風にセッティングされてルのかも気になります。 ポチポチと綴って頂ければ嬉しいです。 よろしくお願いします m(__)m
アコスの住人。
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【SPEC】●S/N比:115dB ●入力端子:XLRバランス端子×4、RCAアンバランス端子×6 ●出力端子:XLRバランス端子×2、RCAバランス端子×2 ●消費電力:55W ●外形寸法:最大477W×156H×406Dmm ●質量:25kg