高精度クロック(5ppm)を内蔵しており、PCからUSB2で信号を受け、USB1.1のサウンドデバイスに信号を送り出すときに信号の時間精度をあげるという製品。無線USBハブの売れ残りを再利用したらしい。
自作PCとSE-U55の間に入れて利用してみると、音は解像度を上げつつなめらかになり、高精度クロックの利用により起こりそうな変化が感じられた。しかし、同時に雑身が乗ってしまい、そのままでは使い物にならないと感じた。そこで、プラスチックケースの内側に鉛シートを貼り付け、また、内部のねじにハネナイトワッシャーをかまして防振すると弊害がなくなり、よい音になった(こちら)。
この製品にはやや高級なACアダプターが付属しており、なかなかの性能ではあるようだ。ただ私は電池駆動を行っている(こちら)。
社長の見解や動作原理からするとUSB2.0の製品には効果はないのであるが、RATOCのショールームで試させてもらった所、USB2.0対応であるRAL-24192においても高音質化が感じられた(同席していた営業マンも同意)。