ESOTERIC
K-01
¥1,470,000(税込)
発売:2010年10月1日
ハイエンドSACDプレーヤーの標準機?
こんなクラスは手元ではこれしか聴いていないので、うちでの感想です。
この製品以前のESOTERICからは大きく舵を切った記念すべきモデルです。K-01とK-03は社運をかけて設計した(誇張された情報かもしれません)とのことで、なかでもK-01が新しいサウンドデザインの固体です。K-03は以前のESOTERICサウンドを踏襲して作られています。当初想像以上に良く売れたのがK-03らしいので、ESOTERICを救ったのはK-03と言えるかも知れませんが。既にXがついてモデルチェンジしましたね。個人的にはK-01Xは抜群に良いと思います。
温度感は高くありはせんが、冷たいことは……無いかなぁと思います。最近の拙宅の感想で冷たいとは言われませんし。
数あるハイエンドプレーヤーの中で、一つの水準となりえる製品ではないかと勝手に思っています。VRDS-NEO搭載一体型の基準機と言えますから。
リモコンで操作できる範囲が少なく、これは不便です。不要なボタンもチラホラ。この辺は趣味性も大事な高級機としてはマイナスです。店頭に展示されている固体は結構ボタン部分に汚れが目立つので、あまり本体ボタンをポチポチしているとそのうちそんな風になってしまうのではないかと心配です。
セッティングは前1、後2で支えるのが基本っぽいです。特に前1はVRDS軸の直下が良いということらしいです。付属の足とは全然異なる、腰の据わった、かつ繊細な音になります。付属の足は、見た目のために今の位置にあるらしいです。
【SPEC】●再生可能ディスク:スーパーオーディオCD、CD、CD-R、CD-RW ●アナログオーディオ出力:RCA×1、XLR×1 ●出力インピーダンス:RCA…2.45Vrms、XLR…2.45Vrms(0dB設定時) ●周波数特性:5Hz〜55kHz(-3dB) ●S/N比:115dB ●デジタルオーディオ出力:同軸デジタル ●デジタルオーディオ入力:RCA、光デジタル、USB-B ●ワードシンク入力フォーマット:BNC×1 ●消費電力:33W ●外形寸法:445W×162H×438Dmm(突起部含まず) ●質量:約31kg