ESOTERIC
K-03
¥840,000(税込)
発売:2010年10月1日
ESOTERIC SACDプレーヤー K-03
ESOTERICのスーパーオーディオCDプレーヤー K-03
一体型のプレーヤーとしてはフラッグシップのK-01の弟分にあたる機種です。
旭化成の最高級D/AコンバーターであるAK4399を1チャンネルあたり4機搭載し歪みやリニアリティを獲得しています。また、マスタークロックなども精度の高いものが使用され、大幅にジッターが低減しているのも音質に大きく貢献しているところだと思います。
エソテリックのお家芸であるVRDS-NEOのバージョンは『VMK-3.5-10』を搭載しており、読み取り精度は相当なものがあります。海外の有名ハイエンドメーカーも実は親会社のTEACよりメカの供給を受けているといった世界的に評価の高いメカとなっています。聞いた話によれば、工場にはVRDS専用のラインもあるとか・・・兄弟機としてはK-01、K-05もありますが、K-03が価格と音質で一番バランスが取れているように感じましたので、購入に至りました。
音質的には今回のKシリーズからエソテリックの音の傾向が変わったように感じます。前のXシリーズまでは情報量は多いものの、ちょっと暗めの音質だったように感じていましたが、情報量はそのままに華のある音になったといいますか・・・個人的には気分が高揚するような音色になったような気がします。音の立ち上がり、立ち下がりもハイスピードになり、一音一音の輪郭も以前よりも明確になりました。
機能的にはPCオーディオにも対応し、拡張性や時代の流れにいち早く対応しているのにはさすがだと思いました。アップコンバート機能も192kHzまでだけでなく、DSDフォーマットにもアップコンバート出来るのは斬新ですね。通常のサンプリング周波数でも十分な音質ですが、アップコンバートしたり、デジタルフィルターを使用することで音色を調整できるので、ソースに合わせた楽しみ方もできるのも大きな特徴です。
レス一覧
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byレーザー at2012-02-07 09:54
いい買い物をしましたね。
うちのも本物のVRDSです。
ただ初期型なので、今とー比べると。。。。
VRDSの難点は音が煩いことです。
ネオは静かですが、本家に比べると
物量が違います。その分
価格に跳ね返ります。
末長く使ってください。
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byabepo01 at2012-02-07 23:09
レーザーさん
私の友人もTEAC時代のVRDSを持っていますが、NEOの方が断然静かですね・・・
メカ的にはいいものだけに、前のモデルでもこの辺が克服できていればすごく評価も高くなっていたんだろうなぁ〜と思います。
自分でも、この機種に行きつくまで相当下調べをしてきただけに価格こそ高かったですが満足度は高いです。壊れても修理がきくまで大事に使いたいと思います。
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【SPEC】●再生可能ディスク:スーパーオーディオCD、CD、CD-R、CD-RW ●アナログオーディオ出力:RCA×1、XLR×1 ●出力インピーダンス:RCA…2.45Vrms、XLR…2.45Vrms(0dB設定時) ●周波数特性:5Hz〜55kHz(-3dB) ●S/N比:115dB ●デジタルオーディオ出力:同軸デジタル ●デジタルオーディオ入力:RCA、光デジタル、USB-B ●ワードシンク入力フォーマット:BNC×1 ●消費電力:27W ●外形寸法:445W×162H×438Dmm(突起部含まず) ●質量:約28kg