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オカルト世界への旅立ち
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魑魅魍魎が跋扈するというオカルト世界を探訪したくなり登録しますた。学生の頃はN岡T男教に入信しましたが、今は解脱しております。小学生の頃は故・瀬川冬樹氏のゴージャスな機材にあこがれたものです。高校の頃…
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Valhalla
SCHIIT
Valhalla
¥37,800(税込)
発売:2011年9月
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真空管なのにワイドレンジ、ハイスピード

FOSTEX HP-A8のヘッドホン出力が無個性でもの足りず、魅力的なサウンドのアンプを探していました。SCHIITは新興メーカーですが、新鮮なデザイン、アメリカ国内製というところに惹かれ、比較的安価だったので購入に至りました。高人気のVALVE-X SEも考えていましたが、やや予算オーバーだったのと、納期が必要で、またデザインが苦手で購入には至りませんでした。この製品シリーズの1つであるDACのBIFROSTは旭化成AKM4399を使っており、同じAKM4399を搭載するHP-A8との相性は良いのではないかと期待したということもあります。

真空管はスポンジ入りの箱で提供され、自分でソケットに挿します。シャーシの形状的に初段の小さい方は挿しにくいです。故障時の交換用真空管はSCHIITの公式サイトで購入できますが、小さい方は抜きづらいのではないかと思います。ボリュームは価格なりの品質で、重々しさがなく高級感は感じませんが、ノブはBCLと同じものですよね?

電源トランスが2個搭載されているので、小型筐体の割にはズッシリ重いです。またトランスからの発熱がものすごいのと、真空管が露出しているため、設置場所を考慮する必要があります。昔はヒーター用6.3Vのタップが真空管機器用電源トランスにはついていたものですが、入手性あるいはサイズの点からヒーター用トランスを別にしたのかもしれません。ゴム足とかはないので、放熱の点から何らかの手段で筐体を設置面から持ち上げた方が安全かと思います(水道配管用大型ナットを某社が推しているようですから、東急ハンズなどで入手して使ってみましょうか)。オーディオ信号経路はトランスレスです。

初段・ファイナルどちらも真空管ということで、わずかなホワイトノイズがありますが、気になるほどではありません。音は真空管というイメージが覆されるようなワイドレンジでハイスピードな現代的サウンドです。高域にキャラクターがあり、超高域までどこまでも伸びていくような澄み切ったイメージがあり、しかもサ行が刺さったりしにくいです。低域は引き締まった筋肉質の音です。真空管というと暖かみのあるマイルドサウンド、あるいは力強く量感のあるアコースティックサウンドというイメージがありますが、このアンプには通用しません。といって安価な複合機付属アンプのような通行人A的な無個性サウンドでもありません。このアンプなりの色付けはあります。ゲインは多めで、AKG K701のような能率が低いヘッドホンでも音量不足は感じません。

AKG K701をターゲットに開発されたそうで、K701系列とのマッチングは良いです。しかし低域がモリモリ出るというアンプではないため、K701の低域量感不足をカバーはしきれていません。高域はK701の持ち味を生かしつつ、刺さらなくなり聴きやすくなります。BEYER T1では、ヘッドホンの持つ暗めのキャラクターが、このアンプの明るいキャラクターで上書きされる印象です。ワイドレンジで爽快なサウンドを堪能できます。

3万円台ということでコストパフォーマンスは非常によく、お買い得感が高いです。姉妹機のLYRやASGARDにも興味が出てきました。

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【SPEC】 ●周波数特性:10Hz〜200KHz ●外形寸法:228W×171H×83Dmm ●質量:3.2kg