※写真は当時のRFエンタープライズのカタログ表紙
2013/5/6
ようやく製品登録され、レビュー対象となった。
小型SPの鬼才、フィルジョーンズが手がけた名機!
只者ではないポテンシャルを秘めた秀逸SPである。
因みに、AE1設計後に同氏はAE社を離れたとの話も聞くため、
AE2Sigが同氏作かは定かではない…
【スペック】カタログDATA
ユニット 中低域 9.0cm×2(アルミニウム合金)
高域 2.5cm×1(マグネシウム合金)
周波数特性 60Hz~18kHz(±2.5db)
クロスオーバー 3.5kHz
インピーダンス 5.5Ω
許容入力 250W
出力音圧 91db/W/m
外形寸法 W235mm×H385mm×D330mm
重量 20.5kg
剛性高いキャビネットはオリジナルに比しウェイト40%増。
内壁に多孔質材を貼りめぐらせ、振動と定在波をキャンセル。
ユニットのペアマッチ(L/R 0.25db以下)、厳選ネットワーク素子、
純銀の内部配線、天板のシリアルプレートなどが奢られている。
現代水準では多少の粗さも感じるものの、シャープな高域と
タイトな低域で、オケからジャズやロックまでをそつなくこなす。
ただ、合わせるアンプで低域の量感がかなり変化する。
購入当時(1996年)ショップで4344が鳴っているかと思いきや、
このAE2Sigがブンブンと鳴っていて驚いたことを思い出す。
決して価格ではなく、相性に大きく左右されていた!
購入後にアンプの入れ替えと相成った…
そしてケーブルやセッティングにも敏感である。
※専用スタンドとバイワイヤー接続が必須
※横置きセッティングでは音質が著しく低下
使いこなしの腕が磨かれる、生涯手放したくないSPだ!
AE2Sigユーザーのみなさま
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