銀線の割にはデリケートさはなく、中~低音域を押し出してくるケーブルである。その点から、プアマンズ・オーディオで、かつ小型スピーカーを使ってニアフィールド・リスニングの環境を構築している場合には案外はまるケーブルである。痩せがちな中~低音を補ってくれるのだ。
このケーブルの評価は分かれがちだが、僕は積極的に肯定したい。それは上記の理由から、かつコストパフォーマンスに優れたケーブルであると思うからである。ただし、ある程度のエージングを経ないと狙っている音質にはならないであろう。
porcupine6 拝