本当はAU-α907DRを所有していますが、機種追加申請をしても一向に追加してもらえませんので暫定的に1世代前の機種に書き込みます。
SANSUIのアンプは入門機の607シリーズでもライバル達より歴史と風格があって一目置いていましたので、いつかはSANSUIのハイエンド機をと狙っていました。
震災前のことですが、仙台市内のあるハードオフ(今は店舗がありません)に立ち寄ったら、SANSUI AU-α907DR ¥250,000(1990年発売)が置いてあり、その近くにはTEACのVRDS-10が並べて置いてあったので、2台で10万円ポッキリにしてもらいました。
それまでは、パイオニアのAVアンプSC-LX81とkefのiQ90と言う組み合わせで、バイアンプ接続で聴いてまして特段不満も感じていなかったのですが、入手した組み合わせでkefのiQ90につないでみたところ、正に目からウロコでした。
AVアンプでは音場補正とトーンコントロールで聴いていたのがAU-α907DRでスッピンで鳴らしてもiQ90が別物になったように超高解像度で鳴り響くのです。
特にケルティック・ウーマンなどの女性ヴォーカルものでは、スピーカーの前から離れられなくなるほどで、アンプでこれほど音が変わるのかと実感させられたアンプです。
今では、最初に入手して7年間使った方が劣化したため部品取り用に残し、もう1台、同じ機種を入手しメインにしています。
今年になって入手した最新AVアンプSC-LX901のパワーアンプ部の性能が侮れず、映画鑑賞ではAU-α907DRの出番が少なくなってしまいましたが、アナログレコード再生時には、KENWOODのKP-9010でアナログ信号を入力し、Electro-Voice のSentry500SBVを熱く生々しい音で鳴らしてくれますが、アナログ盤によってはSACDより良く聴こえることもあって困ってしまいます。
ただし、CD再生時にはアンプとスピーカーの相性なのか高解像度過ぎて高音域が耳にキツく感じることもあるため、古いパイオニアのSA-8800ⅡをプリアンプにしパワーアンプにM-90aをあてがうと、これはこれで「好」音質で聴けてしまうため、古い機械も処分できない状態です。(汗)