今から10年ほど前、往年のDS-1000以上の適価な中古良品が中々入手できず思わず手を出してしまったのが本機です。価格は税込み2万円でした。
ルックスも含めて中々良い音が出そうな雰囲気とスペックで、たしかに普通の音量で屈託なく使う分には特に問題無かったのですが、やはり大音量で重低音が出ないためウーファーのエッジをほぐそうと50Hzくらいのテスト信号を大きな音で鳴らしていたら焦げ臭いニオイがして止めました。
一見、DS-1000シリーズと似ているけど例えばウーファーユニットのマグネットが薄っぺらで小さかったりと、その値段差以上に性能はイマイチでした。
そのまま遊ばせていても直射日光で木目調塩ビシートが劣化してきたり、金属部分の腐食も進むため、5年間ほど時々使ってから8000円でハードオフ行きになりました。(安くとも1万円くらい行くと思っていたけど‥比較的タマ数が多いため安くなるみたい‥)
後日、その店舗に行ったら1.5万円で売っていたので、とにかくハードオフで買うときは、良品を安く買い、買った価格の半額以上を目標に高く売らないと差額分が丸損になるため、とにかく掘り出し物を見つけて買わないといけない‥と言う当たり前のことを身に沁みて実感した次第で、5年間で1.2万円分を楽しめたかどうかは微妙です。(外国製スピーカーだと買値の半額以上で売れけど、原価も高いので損失も大きい‥)