Auro3D
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伊豆の別荘で マルチチャンネルオーディオ6割 2chオーディオ3割 ホームシアター1割 という週末を過ごしています。 私のオーディオに対するスタンスは、「原音再生は求めず、<オーディオ再…

マイルーム

Auro3DとAtmosと5.1chマルチと2chとを共存させています
Auro3DとAtmosと5.1chマルチと2chとを共存させています
持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーン130型以上 / 8ch以上
【サラウンドスピーカー四変化】(2022年7月末更新) 最新は、こちら↓ https://philm-community.com/Archive/my-room/auro3d/7814/ …
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レビュー/コメント

Electa Amator III
SONUS FABER
Electa Amator III
1,300,000円/ペア(税抜)
発売:2019年3月5日
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エイジング終了後の追加報告です(Sonetto VIIIとの比較も)

ここに引っ越してきましたので、かつて価格コムに書いたレビューを以下に転載します。

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昨秋購入し、レビューを入れましたが、約8か月経過し、コロナのお陰で在宅時間が増え、思ったより早く低音の厚みが出てきました。当初、曲によってはFostexのサブウーファーLRを入れていましたが、もう「卒業」と判断できる状態になりました。同じタイミングでフロントのKEFをSonetto VIIIに入れ替えましたので、それとの比較も併せて再レビュー入れます。

購入時より、高音、低音ともそれまでの4評価から5に上げました。新品の音は、高音は特にヴァイオリンなどの弦楽器の倍音がきれいに出ていない感じがしていましたが、今は、(恐らく)可聴帯域の上まで良く伸びた、とげとげしさがまったく感じられない音になりました。リボンツイーターなどのスーパーツイーターをAdd Onされたことのある方はわかると思いますが、可聴帯域の上まで高音が出ると、刺激的な音が消えます(シンバルなどの音はおとなしくなるので、ロック・ジャズ系が好きな方は嫌われる方もいますね)。つまり当初は、ロック・ジャズ向きの高音でしたが、今は当方の望むクラシック向きの高音になりました。

低音は、一般にエイジングに時間がかかりますが、ようやく、深く余裕のある音の出し方をするようになりました。当初は、お店で視聴したのとの違いに戸惑うくらいで、チェロなどを聞くときはサブウーファーをかませていましたが、最近、再生できる周波数がサブウーファーと重なるようになったと感じてきたので、エイジング完了と判断して取り外しました。やはり、本来の2ウエイのままの方が、上から下までの音質のつながりがよく、明らかに「音楽」に没入できるようになりました。

最後に、Auro 3Dによるクラシック再生を強化するために、Sonetto VIIIを入れました(約3か月使用)ので、それとの比較を。

さすがにウーファーの数が3倍違いますので、耳ではなく体で感じる低音は勝負になりませんが、全体的な印象としてSonettoはドンシャリ傾向で、やはりAV向きのようです。「音楽」を聴くなら、一番大事なのは「中音」ですが、そこの差が大きいです。女性ボーカルの「色気」とか、バイオリンの「艶」とか、ピアノの「深み」といった、周波数特性の上下の伸びとは関係のない部分で、決定的な差があります。マルチチャンネル再生の時は、中音を担当するセンタースピーカーにいいものを使えば、フロントが多少ハイレゾ系ドンシャリ気味の方が、交響曲などの編成の大きな音楽では「雰囲気」を補強してくれるのでそれはそれでいいのですが。

さらに、これは当たり前ですが、ブックシェルフと大型フロアの構造的な差による、定位感の差も大きいです。深夜に女性ボーカルをAmatorIIIで聴くと(ただし、後ろと横の壁との距離を最低各50センチ以上取るのと、LRスピーカーの間にテレビやラックなど含め何も置かないのが条件ですが)、唇の動きが見えるような感じになりました。

これを検討しているレベルの方には、すべて予想の範囲内だとは思いますが、以上、ご報告まで。

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Old:オーダーしました(ライバルスピーカーとの比較の上)

最近、音場重視の音楽を聴く際は、AVシステムで聞くようになったため、夜中に小編成のクラッシックやジャズなどを聴くための音像重視の質の良いスピーカーが欲しくなりました。ブックシェルフスピーカーは何といっても定位感に優れることを、短くないオーディオ歴から感じておりましたので、今回、ペア予算100万前後で購入すべく、比較視聴しました。

当方、書斎ではモニター系のSPを使っていますが、この部屋ではリラックスして聴けるSPが欲しく、この基準で探しました。

比較対象は、B&W805D3, Focul Sopra1、TAD ME-1、F.S. Accordoの4機種です。

超低音の伸び:オルガン、グランカッサ、シンセサイザー: Sopra1>ME-1=Amator>805D3>Accordo
低音の締まり:ジャズベース、バスドラム:ME-1>Sopra1=Amator>805D3>Accordo

超高音の伸び:バイオリン倍音、ピアノ倍音:805D3=Amator=Accordo>ME-1=Sopra1
高音の切れ:ハイハット、バイオリンフォルテッシモ、ピアノ:805D3=ME-1>Sopra1=Amator=Accordo

中域の音は、性格の違いなので優劣は付けられませんが、美音の805D3、迫力のME-1、陽気なAccordo, 陰影のあるAmator、オールラウンドなSopra1という感じでした。

各機種の得意な楽器で言えば、805D3=ピアノ、ME-1=ドラム・ベース、Accordo=バイオリン、Amator=女性ボーカル、Sopra1=オーケストラ、というイメージでした。

お金とスペースがあれば、すべて欲しかったのですが、最後の決め手は、このスピーカーはマルチチャンネルシステムのサラウンドスピーカーを兼ねるため、フロントスピーカーのKEFとの音の整合性を考えて、Amatorにしました。

以上、ご参考までに。

レス一覧

  1. byTomy at2020-08-04 14:08

    Auro3Dさん、こんにちは

    Amatorのレビュー楽しく拝見しました。SonasのAmatorはオーディオ雑誌でも大変な褒めようで、さぞ良い音なのだろうなと推察いたします。小振りなスピーカーですが、低音も超低音を除けば十分出ているとのこと、特にクラッシックの室内楽などは抜群なんでしょうね。大編成のオケの場合はどうなんでしょうか?
    比較された中でB&W 805Dのピアノが良いとのこと。私も、805Dではありませんが、数世代前のマトリックス802S3を所有しており(セカンドシステム)、ピアノの音は素晴らしいいなあと何時も思います。低弦のゴリっとした感触(ジャズ)とか、高音キーのタッチもよく再現するように思います。亡くなった父の遺品で、古いモデルですので、ウーファーのエッジが硬化しており、エッジを取り替えたり、B&Wと言えども、このクラスのものはネットワークのコンデンサーなど低品位のものが使われているので、高品位もものに取り換えるなどして、使っています。また、セッティングの時に感じたのは、仰る通りで、背面の壁から50cm以上は離さないと、良い音にはなりませんでした。今はスピーカー面で背後の壁から1m弱、両サイドの壁から1m程度以上離して設置しています。父が使っていた時は壁に近かったせいか、マッキンのアンプを使ってこんな音しかしないの?と思っていましたが、今はさすがB&Wだなあと感じます。セッティングの妙ですね!

  2. byAuro3D at2020-08-04 21:09

    Tomyさん:

    こちらにもコメントをいただき、恐縮です。素人の駄耳のレビューですので、ご批判も多いだろうと覚悟しておりました(笑)。

    >特にクラッシックの室内楽などは抜群なんでしょうね。大編成のオケの場合はどうなんでしょうか?

    例えば、バッハのチェロソナタなんて、超有名作品ですが、買ったばかりのころはサブウーファーのHelp無しでは物足りませんでした。しかし今は、深い、ふくよかなヨーヨーマが聞けます。イ・ムジチなどの弦楽4重奏なんかも美しいです。パイプオルガンやグランカッサ、コントラバスのフォルテッシモ以外であれば、OKです。オケはモーツァルトまでなら大丈夫ですが、ベートーヴェン以降ですと、拙宅では、180度向きを変えて、13.4chのAuro3Dの出番です。

    >数世代前のマトリックス802S3を所有しており(セカンドシステム)、ピアノの音は素晴らしいいなあと何時も思います

    B&Wの、特に800シリーズは、常にピアノの音が「麻薬的」ですね(笑)。あの音が好きな方には(私もです)、抜けられない「ふりかけ」がかかっているとしか言いようがないです。私も、Tomyさんに比して格は大分落ちますが、東京の書斎に「ピアノ再生専用」としての1000Mを手放すことができていません。私もネットワークやスコーカー・ウーファーなどのOHをしてもらいつつ、残しています。

    >今はスピーカー面で背後の壁から1m弱、両サイドの壁から1m程度以上離して設置しています。

    理想的な設置環境ですね。私のAmatorは、背後からは1M以上離れていますが、両サイドの壁からは1M弱というところですので、サイドの壁の影響を減らすために多少、内ぶりにしております(本当は平行が好きです)。たまに、オーディオ評論家、と称する「先生」のご自宅の写真がオーディオ雑誌に載りますが、後ろや横の壁との距離があまり取れていないケースがあり、それを見ると、その評論家は、「評価を信頼しない人リスト」入りです(笑)。どんなに吸音材を入れても、実体的な「空間」が解き放つ音には叶いませんからね。

●再生周波数帯域:40Hz〜35kHz●能率:88dB●定格インピーダンス:4Ω●クロスオーバー周波数:2.5kHz●外形寸法233W×373H××348Dmm(本体)、302W×716H×355Dmm(スタンド)、302W×1,089H×380Dmm(スタンド装着時)●質量:14.8kg(本体)、11.2kg(スタンド)、26kg(スタンド装着時)